TCDテーマ55作目を飾る「ZERO」では、配信者、受信者の双方にとって限りなく快適なサイトの構築を目指し、1から、いやまさしくゼロから抜本的にデザインやレイアウト、機能について見直した末に、アイキャッチ画像を必須としない、ミニマルでいて強烈なメッセージ性を秘めながらも、全体的にシャープに引き締まった先鋭的なテーマへと仕上がりました。
まずデザイン面において、あえて、サムネイルやアイキャッチを取り除くことで(記事ページでは任意でアイキャッチ画像を表示可)、コンテンツが強調され、「読ませる」ことにフォーカスしていることがお分かりいただけるかと思います。これには当然、アイキャッチやサムネイルが無かったとしても、コンテンツを印象づけるデザインやレイアウト面でしっかりと施策がなされているからに他なりません。
また、トップページでは上述のイメージとは一転、スライダー・動画・Youtubeから選択できるダイナミックなヘッダーコンテンツを実装し、「抜くところは抜く(無論、ここでは手を抜くという意味はありません)が、要所はきっちりと押さえる」、デキるビジネスマンのようなメリハリある側面も持ち合わせています。
そして、記事一覧の表示では縦のラインを強調し、無限スクロール(ページャー仕様も選択可)とともに視線が自然と流れるような小気味よい動きを実現しました。緻密に計算されたタイポグラフィと、アクセントとなるカラーリングによって、単調さを拭い去り、シンプルでもグラフィカルな印象を与えることができます。
レイアウト構成は、トップページ、アーカイブページ、記事詳細ページで異なるレイアウトを選択できる柔軟設計で、1カラム、2カラム(サイドバー左右入れ替え可)の3タイプよりワンクリックで変更が可能です。
また、今テーマではユーザビリティの強化に一層力を入れ、雑多になりやすい記事一覧ページや、メニュー周りの表示などで閲覧者が迷うことなく、一目でサイト構成が理解できるように、新たな機能が追加されています。例えば、トップページ、アーカイブページで実装されているタブ記事一覧機能では、ページを遷移することなくタブによる切り替えのみでタイプの異なる記事一覧を表示することができます。これによって、ロードを待たずして、より多くの記事を閲覧することが可能になります。各タブの記事一覧の上部にはHTMLを用いて独自コンテンツを挿入できるフリースペースも設置されています。
さらに、階層型のメガメニュー(一般的にドロップダウンメニューより表示面積が多いのが特長)機能では複雑化しやすいカテゴリーアーカイブを網羅的に閲覧することができます。閲覧者がカテゴリーの階層を短時間で把握し、目的のページにたどり着きやすくするために大いに役立つ機能です。
その他、5種類(日間・週間・月間・年間・無制限)の集計期間別アクセス数ランキングを掲載可能な固定ページテンプレートとウィジェット、固定ページ内にサイトのディレクトリ構成を掲載できるページビルダーの新コンテンツ「サイトマップ」など便利な機能が豊富に用意されています。
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